その昔(20年以上前の事)、エカワ珈琲店の経営者夫婦は、珈琲屋商売を営んでいるのにコーヒーにクリーミングパウダーを添加したホワイトコーヒーしか飲めませんでした。(ブラックコーヒーが苦手でした)
焙煎したコーヒー豆のテイスティング(味見)には、ホワイトコーヒーを使っていました。(2018年の現在は、もちろんブラックコーヒーで味見しています)
ちなみに、エカワ珈琲店とは、年老いた珈琲豆焙煎屋とその連れ合いが夫婦2人だけで細々と営んでいる地方の町の小さなコーヒー豆自家焙煎店です。
ミルクコーヒーもホワイトコーヒーの範疇に入るコーヒーだと思いますが、ブラックコーヒーにクリーミングパウダーや濃厚なミルクを添加して飲むコーヒーでは無くて、ブラックコーヒーとミルクの割合が半々くらか、それ以上の割合をミルクが占めているコーヒードリンクだと理解しています。
ブラックコーヒーとカフェラテに代表されるミルクコーヒーの相違点3つ上げてみと・・・
(1)ブラックコーヒーは、すっきりしていて切れの良い苦味や酸味を感じますが、ミルクコーヒーは、クリーミィーで甘味があります。
(2)ブラックコーヒーのカロリーは約4キロカロリーですが、ミルクコーヒーのカロリーはその10倍くらいあります。
(3)カップ1杯に含まれているカフェイン含量は、ミルクコーヒーがブラックコーヒーの4分の1くらいになります。
ブラックコーヒーは砂糖・クリーム・ミルクを含まないコーヒーで、初めて飲むと不快感を覚えるかもしれませんが、慣れてくると飲むのが楽しみになるタイプの嗜好飲料です。
苦味や酸味の強いブラックコーヒーをミルクと混ぜ合わせると、酸味はまろやかさに変身して、苦味が抑えられて甘味を感じるコーヒー飲料に変身します。
実際に、コーヒーの飲み方は、人それぞれの個人的な好みや習慣が左右するわけですから、色々な飲み方があって当然だと思います。
ブラックコーヒーやミルクコーヒー、ブラックコーヒーに少量ミルクやクリーミングパウダーを添加したホワイトコーヒーなど、色々な飲み方を試してみるのも面白いかもしれません。
参考までに、ホワイトコーヒーとは、ブラックコーヒーをベースとしてミルクを使う甘味系のコーヒーだと年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。