日本でダンク(浸漬)式コーヒーと呼ばれているコーヒー1杯用ティーバック型袋ですが、アメリカではシングルサーブインザバッグコーヒー( Single-Serve In the Bag)という呼び名で、去年(2017年)当たりから注目されつつあるみたいです。
カルフォルニア州サンタクルーズに本社を置くStpeed Coffee が、窒素充填包装を採用したティーバッグ形式の1杯用コーヒーバッグを開発して好評を得ていると、Daily Coffee News が2018年1月18日付けの記事で報じています。
小型生産用コーヒー豆焙煎機を駆使して少量生産した焙煎コーヒー豆を粉砕して、焙煎コーヒー粉を1杯用ティーバッグに詰めて 、個別包装する際に窒素ガスを充填してパッキングすることで、焙煎コーヒー粉の劣化を防ぐという方式で生産したダンク(浸漬)式で抽出する1杯用コーヒーバッグを売り出しているのだと推測しています。
1杯用ダンク式コーヒー袋(orシングルサーブインザバッグ/Single-Serve In the Bag)ですが、エカワ珈琲店でも製造販売は可能です。でも、相当に面倒なので製造販売には躊躇してしまいます。
ダンク式の1杯用ティーバッグは、京都市に本社を置く山中産業株式会社から販売されています。以前、サンプルを送付して頂いたことがあります。
山中産業の1杯用ティーバッグ袋と、店で焙煎加工した煎りたて焙煎コーヒー豆と、ショップシーラーがあれば製造が可能です。水出しと違って熱湯を使った浸漬式抽出法ですから、安全衛生の心配も少ないので製造販売してみようかと考えたこともあります。
しかし、年齢の影響なのかもしれませんが、コーヒーの新しい販売方法に挑戦する気力が無くなっていて、焙煎コーヒー豆の量り売り以外に挑戦する気持ちが出てきません。
楽天市場やヤフーショッピングで価格を調べると、1袋100円くらいで売られて います。注文販売で1袋150円~200円くらい頂戴できたら、挑戦する気持ちが生まれて来るかもしれません。
もし挑戦することがあれば、窒素充填包装できる能力を持っていないので、賞味期限は長くて1週間くらいになるわけですが・・・。