年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

全日本コーヒー協会発表の2017年重大ニュースの中から

12月7日に全日本コーヒー協会が発表した2017年重大ニュース(12のニュース)の中で、エカワ珈琲店にとって興味深いのは、次の3つのニュースです。

 

珈琲が呼ぶ

珈琲が呼ぶ

 

片岡義男さんは、浅野温子主演の映画「 スローなブギにしてくれ」の原作本の著者ですが、団塊の世代にはエッセイストとして有名です。「珈琲が呼ぶ」は、片岡義男さんの珈琲に関するエッセイ集だということですが未読です。(購入を予定しています)

 

(1)少人数世帯の増加や鮮度への志向が強まり、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒーの個包装1杯型消費へ引き続きシフト

(2)ブラックコーヒーが伸長、コーヒー本来の美味しさが浸透

(3)家庭用レギュラーコーヒー市場伸長、日本家庭用レギュラーコーヒー工業会は美と健康の「コーヒーハッピープロジェクト」始動

 

少人数世帯の増加や鮮度への志向が強まり・・・

自家焙煎コーヒー豆小売商売を開始した1990年代は、焙煎コーヒ豆を1kg、2kg、3kgとまとめ買いするお客さんが何人もいて、焙煎コーヒー豆の鮮度を気にするお客さんはほぼ皆無でした。

2017年の現在はというと、100g、200g、300g単位で購入するお客さんが大半を占めていて、焙煎日(鮮度)を気にするお客さんが増えています。

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ブラックコーヒーが伸長、コーヒー本来の美味しさが浸透

零細小規模な珈琲屋は、生産者から生豆をダイレクト購入することなど不可能ですから、セールスポイントは「焙煎技術」のレベルアップしか有りません。

焙煎と抽出方法(淹れ方)の間には切っても切れない相互関係が存在しているわけですから、例えば、ハンドドリップやマシーンドリップでブラックコーヒーを淹れる際、より美味しく楽しむための焙煎コーヒー豆に特化して商売を営むことも可能かもしれません。 

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家庭用レギュラーコーヒー市場伸長・・・

コーヒーが日常生活の一部となっている人たちの大半は、家庭で自分好みの美味しいコーヒーを淹れて楽しんでいるのだと思います。

家庭用レギュラーコーヒー市場の伸長は、零細小規模なコーヒー豆自家焙煎店にとってのチャンスなのかもしれません。

家庭用レギュラーコーヒー市場の中には、煎りたて新鮮な焙煎コーヒー豆を求めている消費者が相当数存在しているはずですから。

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