コーヒーを主力商品としている飲食店(喫茶店やカフェ)なら、一度はコーヒー豆の焙煎を体験するべきだと思います。
フライパンでも、ポップコーン用焙煎鍋でも、コーヒー豆の焙煎はできます。
焙煎コーヒー豆(orレギュラーコーヒー豆)を業者から仕入れる場合でも、フライパンやポップコーヒー用焙煎鍋を使ってコーヒー豆の焙煎を経験しておくべきだと思います。
コーヒー豆の焙煎を経験することで、コーヒーについての理解がより深まるはずです。
Whirley-Pop Stovetop Popcorn Popper ストーブトップ ポップコーン・ポッパー (ポップコーン付) [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: Wabash Valley Farms
- メディア: ホーム&キッチン
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でも、コーヒーを主力商品にする飲食店(喫茶店やカフェ)なら、できればコーヒー豆を自家焙煎するべきだと思います。
一杯のコーヒーを高く売るためには、お客さんを納得させるだけの付加価値が必要なのだと思います。
「スペシャリティーコーヒー」、「煎りたて新鮮なコーヒー」でも付加価値を付けられるかもしれませんが、『自家焙煎した煎りたて新鮮なスペシャリティーコーヒー』なら、もっと付加価値が付くはずです。
それに、自家焙煎したコーヒー豆を小売りすることもできるわけですから、コーヒー豆の自家焙煎を喫茶店やカフェの複業として営むこともできます。
そば屋さんやうどん屋さんの業界では、そばやうどんの自家製面(機械製麺)は常識で、手打ちのそばやうどんを売り物にする店も数多くあります。
近い将来、コーヒーを主力商品としている飲食店(喫茶店やカフェ)なら、コーヒー豆を自家焙煎するのが当たり前の風景になるかもしれません。
コーヒー豆の焙煎は難しくありません
小型コーヒー豆焙煎機を使うコーヒー豆の焙煎ですが、それほど難しい作業では無いと考えています。
エカワ珈琲店のコーヒー豆焙煎についての記事(有料)を読んで頂ければ、納得して頂けると思います。
自分好みのローストプロファイルを一度作成できれば、その後は、そのローストプロファイルに従ってコーヒー豆を焙煎するだけで、それなりの焙煎コーヒー豆が出来上がるはずです。
自家焙煎コーヒー豆の粗利は
商品を問屋さん(orメーカー)から仕入れて20~30%くらいの小売マージンを稼ぐ商売は、小規模零細商店に不向きな商売だと思います。
小規模零細商店の商売は、製造小売業的な商売が向いているのだと思います。
コーヒー豆の自家焙煎商売は製造小売業ですから、50~80%くらいの粗利を確保できると思います。
業務用小型コーヒー豆焙煎機の価格
本格的にコーヒー豆自家焙煎業を営むなら、3kg~5kgの焙煎容量を持つ業務用小型コーヒー豆焙煎機が必要なのだと思います。
これだと、最大で月間数百㎏~1トンくらいのコーヒー豆焙煎量に耐えられると思います。
喫茶店やカフェでの店内消費だけなら、あるいは、焙煎機の設置スペースの関係から、3kg~5kgの焙煎容量が大きすぎるなら、200g~1㎏の焙煎容量を持つ小型焙煎機があります。
価格は、3kg~5kgの焙煎容量のタイプで新車のファミリーカー1台分くらい、1㎏の焙煎容量なら軽四輪の自動車1台分くらいです。
エカワ珈琲店は、4分の1世紀以上前に購入した、富士珈機の焙煎容量5kgのコーヒー豆焙煎機を使っています。