2007年のデータですが、アメリカに住む人たちが1人で食事をするときに利用する飲食店舗について調査した資料記事を、2010年代の前半にインターネット内で目にしたことがあります。
何かの参考になるかもしれないと、備忘録的にブログ記事の形で保管していました。そのデータを再掲します。
アメリカの人たちが1人で食事をするときに利用する飲食店舗はというと、老いも若きも真ん中の世代も、全世代平均で50数%の人たちが、個人経営の飲食店舗を利用しているようです。
若い人たちの3人に1人(30パーセント)は主に大手外食チェーンを利用しているのですが、若い人たち全体の半分(50パーセント)は個人経営の外食店舗を主に利用していて、残りの20パーセントの若い人たちは主に中小チェーンの外食店舗を利用しているようです。
中高年齢層はというと、58%の人たちが個人経営の飲食店舗を利用していて、大手外食チェーンの店舗を利用するのが25%、中小の外食チェーン店舗を利用しているのが17%となっています。
全利用者の平均では、個人経営の飲食店舗を利用している人たちが54%で、大手外食チェーンの店舗を利用している人たちが25%、中小の外食チェーン店舗を利用している人たちが17%となっています。
アメリカの外食市場も日本の外食市場も、どちらも成熟化した市場ですから、日本でも、1人で外食するなら個人経営の外食店舗でという需要が大きいはずです。
このようなアメリカに住む人たちの外食事情に関するデータ(ちょっと古いかもしれませんが)を見るにつけ、個人経営の日本の外食店舗も、その未来は明るいと年老いた珈琲豆焙煎屋は感じるわけです。
ちなみに、2007年アメリカに住む人たちの「おひとり様外食事情」に関するデータを見ての年老いた珈琲豆焙煎屋の感想ですが、新型コロナウィルス感染症が登場する前の感想です。
しかし、新型コロナウィルス感染症を完全に封じ込めて、新型コロナウィルス以前の状態に戻ることが、しばらくの間無理だとしても、個人経営の外食店舗の未来はそれほど暗くないと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。
おそらく、外食チェーン店舗よりも個人経営の外食店舗のほうが、ダメージが少しだけ軽いような気がしています。
新型コロナウイルス感染症予防対策として、大勢での外食は控えて少人数で外食することが推奨されているわけですから。