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エカワ珈琲店版、コーヒー果実の栽培と収穫に関する20世紀の知識、「コーヒー豆の産地別特徴」

エカワ珈琲店の「コーヒー果実の栽培と収穫に関する知識」の大半は、1990年代の後半に仕入れた大雑把な知識です。

その後、「コーヒー果実の栽培と収穫に関する知識」に関して、新しい知識をほとんど仕入れる事無く、現在(2025年)に至っています。

この記事『エカワ珈琲店版、コーヒー果実の栽培と収穫に関する20世紀の知識、「コーヒー豆の産地別特徴」』は、1990年代の後半に仕入れた大雑把な「コーヒー果実の栽培と収穫に関する知識」に基づいています。

1990年代に仕入れた「コーヒー果実の栽培と収穫に関する知識」ですから、2025年の現在では時代遅れの知識になっている可能性が高いと思っています。

 

「コーヒー果実の栽培と収穫に関する20世紀の知識」の目次は、リンク先ページで確認して頂けます。

www.ekawacoffee.work

 

コーヒー豆の産地別特徴

コーヒー生豆の各産地別の特徴を、エカワ珈琲店が30年近く前(1990年代後半)にまとめていた資料に基づいて、大雑把に書き出しました。

現在(2025年)の感覚とは、少しズレていると思いますが、何かの参考になるかもしれないということで掲載しています。

 

(1)ブラジル・サントス

適度な苦味と酸味、香りが良い。

(2)コロンビア・スプレモ

まろやかな酸味と円熟したコク、甘い香り。

(3)グァテマラ

上品な酸味、芳醇な風味、甘い香り。

(4)ブルーマウンテン(ジャマイカ)

調和のとれた味。

(5)ハワイコナ(アメリカ)

強い酸味、甘い香り。

(6)マンデリン(インドネシア)

コクと柔らかな苦味、上品な風味。

(7)ジャバロブスター(インドネシア)

強い苦味、独特の香り。

(8)モカ(エチオピア)

まろやかな酸味、芳醇な香りとコク。

(9)キリマンジャロ(タンザニア)

強い酸味と甘い香り、上品な風味。

 

各産地の全てのコーヒーが、そのような香味だというわけではありません。

当然、農作物ですから、ちょっとした環境の変化で香味が変ります。

また、生産者の思い入れによっても、香味は変わってきます。

何となく、参考になるかもしれない、という程度の内容です。 

 

参考資料

参考資料

㈶科学技術教育協会が1988年9月30日に発行した「コーヒーの科学」に掲載されている資料からの引用です。

 

※新鮮果肉の成分

水分60%、有機物38.12%、無機物1.29%、窒素0.59%、

※果実中灰分の組成

リン酸10.33%、カリウム52.99%、カルシウム3.80%、マグネシウム7.60%、硫酸3.27%、クロール0.82%、

ソーダ+シリカ+酸化鉄+炭酸で21.19%、

 

参考図書

エカワ珈琲店が「コーヒー果実の栽培と収穫に関する20世紀の知識」に関する資料作成で使用した2冊の参考書です。2025年6月現在は、絶版になっています。

 

※生活の科学シリーズ㉒コーヒーの科学

昭和63年9月30日、財団法人科学技術教育協会出版部発行

※珈琲を科学する

著者は伊藤博さん。1997年12月20日、株式会社時事通信社発行

 

(※)エカワ珈琲店が「年老いた珈琲豆焙煎屋」のペンネームを使って、キンドルでセルフ出版している電子書籍です。