年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

自家焙煎コーヒー豆小売業務に従事して30年、年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲雑記プログ

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「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」の供給は、不足しているのだと思います。

「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」については、供給が需要に追いついていないのかもしれません。

エカワ珈琲店(店主、年老いた珈琲豆焙煎屋)のお客さんですが、この2年~3年、焙煎コーヒー豆の焙煎日を気にするお客様が、毎年、毎年、増えています。ですから、エカワ珈琲店では、店頭で販売している焙煎コーヒー豆の焙煎日を、お客様にお知らせしています。(ブレンドは無理ですが・・・)

 

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自家焙煎店の業務卸は小分け販売をアピールする

エカワ珈琲店も、何店舗かの喫茶店に焙煎コーヒー豆を買ってもらっています。

その喫茶店に販売する焙煎コーヒー豆ですが、100g、200gの小分け販売が好評です。

積極的に焙煎コーヒー豆の小分け販売をアピールすれば、エカワ珈琲店の焙煎コーヒー豆を買ってくれる喫茶店数を増やすことができると思うのですが、生産能力(年齢が年齢なので体力がついてきてくれません)の問題があって、積極的なアピールは残念しています。

 

煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆という需要

3年前だったか、5年前だったか、はっきりとした時期を覚えていないのですが、株式市場に上場している東京の大手コーヒー企業が、小型焙煎機を営業所に設置して、「煎り立て、新鮮、香りの良い」焙煎コーヒー豆需要への対応を検討しているという話を聞いた記憶があります。

その後、営業所での焙煎という話は消えてしまったようですが、その話を、関西の中堅コーヒー企業の社員の方に話したところ、「そんな商売をされたら、今のままなら対抗できない」と語っていました。

その関西の中堅コーヒー企業が業務店向けに販売している焙煎コーヒー豆は、工場から出荷された時点で3週間が経過しているそうですから、そして、もちろん小分け販売も不可能だと思いますから、対抗するには、全面的に業務システムを変更する必要が出てくるのだと思います。

 

コーヒー豆自家焙煎店の差別化戦略 

エカワ珈琲店は、「煎り立て、新鮮、香りが良い焙煎コーヒー豆」を積極的に強調する商売に躊躇していたような気がします。

「価格競争の罠」にはまってしまって、「底辺への競争」をして来たのだと反省しています。

「価格競争の罠」にはまれば、一度に大量の焙煎コーヒー豆を販売する工夫が必要ですから、「煎り立て、新鮮、香りの良い」は、商売の邪魔になります。

ですから、「触らぬ神に祟り無し」ということで、何となく、焙煎コーヒー豆の熟成や劣化のメカニズムを説明しないようにして来ました。でも、それは、自分で自分の首を絞めることになっていたのだと思います。

「煎り立て、新鮮、香りが良い焙煎コーヒー豆」を積極的に強調する、コーヒー豆自家焙煎店だから可能な差別化戦略が必要だったと後悔している今日この頃です。

 

規格商品とオーダーメイド商品 

自動化した大規模なコーヒー豆焙煎工場で大量生産するレギュラーコーヒー豆は、マスマーケットをターゲットとしている規格商品なのだと思います。

小型の生産用コーヒー豆焙煎機を駆使して少量生産している焙煎コーヒー豆は、「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」を求めているお客さんをターゲットとするオーダーメイド商品(クラフト商品)だと思います。

 

家庭用小売でも、喫茶店・飲食店向けの業務用でも 

近年、家庭用小売でも、喫茶店・飲食店向けの業務用でも、「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」への需要が、急激に増加しているのを実感することができます。

大規模なコーヒー豆焙煎工場で、計画通りに大量に生産している賞味期限1年のレギュラーコーヒー豆に価格競争を挑んでも、勝てるはずがありません。

しかし、家庭用や飲食店・喫茶店の業務用で、急速な需要増加を続けている「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」需要については、小規模な地域ロースターや地域のコーヒー豆自家焙煎店にとって、相当に有利な状況が到来しつつあるように感じています。

 

煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆が面白い

エカワ珈琲店は、小売が中心の商売をしているので、「煎り立て、新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆」需要が増えているのを敏感に感じ取ることができます。

何年か前なら考えられなかった現象ですが、エカワ珈琲店の店頭では、少しくらい価格が高くても、「煎り立て、新鮮、香りの良いスペシャリティーな焙煎コーヒー豆」が簡単に売れる時代になっています。(残念ながら、田舎のコーヒー屋ですから、都会のコーヒー屋さんと違って、お客さんの人数はそれほど多くないのですが・・・)

 

追記 | 2019年12月18日

自家焙煎コーヒー豆の焙煎日を、お客様にお知らせする。クラフトコーヒーを標ぼうするアメリカのコーヒー豆自家焙煎店にとっては、当たり前の事だと思います。

年老いた珈琲豆焙煎屋が営むエカワ珈琲店は、夫婦2人だけで営んでいるパパママ店ですが、自家焙煎コーヒー豆の焙煎日を、数年前から、お客様にお知らせしています。

それに加えて、自家焙煎コーヒー豆を美味しく召し上がって頂ける賞味期限を、焙煎コーヒー豆のままなら、焙煎日から4週間~5週間以内、焙煎コーヒー粉に粉砕した状態なら、粉砕した日から2週間以内と表示しています。

ちなみに、日本でも、コーヒー豆自家焙煎店が焙煎したクラフトコーヒーの場合、焙煎日表示は当たり前になりつつあるようです。

 

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焙煎コーヒー豆内の二酸化炭素ガスがほぼ無くなった時点から、焙煎コーヒー豆の急激な劣化が始まると考えています。

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焙煎コーヒー豆保存中に、二酸化炭素ガスが焙煎コーヒー豆から放出されます。これを脱ガスと呼んでいます。この脱ガスが焙煎日を気にしなければならない理由となっています。