和歌山県の焙煎コーヒー豆業務卸需要

京都市の人口は約150万人、和歌山県全体の人口は約100万人で、その県庁所在地の和歌山市の人口は30数万人です。

京都市は100万人規模の人口を擁する観光都市です。その京都市では、調理食材を満載した大手珈琲屋さんの営業配送車が、忙しそうに走り回っているそうです。

 

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(Wikipediaより引用/白浜温泉)

大手珈琲屋さんの営業配送者 

調理食材を満載した大手珈琲屋さんの営業配送車が忙しそうに走り回っている光景ですが、人口30数万人の地方の町である和歌山市でも、2000年代の中頃くらいまではよく見かけた風景です。しかし、2010年代に入ると、そのような風景をあまり見かけなくなっています。

和歌山市にも、大手珈琲屋さんの営業拠点が存在していて、レギュラーコーヒー豆(焙煎したコーヒー豆)と一緒に調理食材も配達していると思うのですが、それほど忙しく無いのかもしれません。

 

大手珈琲屋さんの収益源

京都市は、100万人規模の人口を擁する観光都市すから、昔ながらの喫茶店商売、昔ながらの飲食商売が十分に成り立つ環境が存在していて、人口30数万人の地方都市・和歌山市には存在していないのかもしれません。

おそらく、関西の場合、大手珈琲屋さんの収益源は、京都・大阪・神戸とその周辺地域に限られていて、和歌山市などの地方都市(地方の町)では、ほとんど利益が出ていないのかもしれません。

 

和歌山市に営業拠点を設けなくても

和歌山県の白浜町あたりまでなら、高速道路も開通しているので、大阪府内からはもちろん、京都市や神戸市からでも日帰り営業圏内です。

ということで、かつてロートルな親父が営む珈琲豆自家焙煎店とも取引があった中堅の珈琲屋さんは、コンサルタントの勧めもあって、10数年前に和歌山市の営業拠点を引き払っています。

その中堅の珈琲屋さんの場合、調理食材を取り扱っていなかったので、簡単に営業拠点の撤退ができたのかもしれません。

 

新しい喫茶店・カフェは、自家焙煎店から焙煎コーヒー豆を購入する

和歌山県のような田舎では、昔ながらの喫茶店商売、昔ながらの飲食店商売は成り立ち難くなっていると考えます。しかし、ライフスタイルの一つの表現形態として、新しく喫茶店商売や飲食店商売を開始する人が増えています。

その人たちは、ライフスタイルの表現形態として商売を営んでいるわけですから、昔ながらの珈琲屋さんからレギュラーコーヒー豆を購入することはありません。

名前の知られている都会の珈琲豆自家焙煎店や地域の珈琲豆自家焙煎店から、店舗で使う焙煎コーヒー豆を購入します。あるいは、コーヒー豆を自家焙煎するわけです。ですから、和歌山県内でも、コーヒー豆自家焙煎店が増加傾向にあるようです。

 

サードウェーブコーヒー現象は

アメリカのサードウェーブコーヒー現象ですが、ニューヨークのような大都会ではなくて、地方の拠点都市(人口数十万人から100万人くらいの)から始まったのだと思います。日本でも、同じような波が地方の拠点都市(和歌山市は30数万人の地方都市ですが、和歌山県全体の人口は100万人です)から始まるかもしれません。

和歌山県内でのコーヒー需要に、コーヒー豆自家焙煎店の占める割合は僅かだと思うのですが、今後、ある程度の勢いで増加していくのは確かだと、コーヒー豆自家焙煎歴約30年の経験を持つロートルな珈琲豆自家焙煎店の親父は考えています。

 

焙煎コーヒー豆業務卸は狙い目だと思う

和歌山県の紀南地域ですが、2019年現在、外国人観光ブームに沸いているようです。紀南地域のホテルや旅館は、どこも、外国人観光ブームの恩恵を受けています。

この部分のコーヒー需要については、従来の珈琲屋さん、特に大手・中堅コーヒー企業の独壇場になっていると推測できます。

ある程度の規模を持つ観光宿泊施設などは、入札的要素優先で取引先を選定しているわけですから、コーヒー豆自家焙煎店や小規模な珈琲屋の入り込む余地は存在していないのだと思います。しかし、差別化・異質化を追求している観光宿泊施設には、入り込む余地があるのだと思っています。

 

甘い果実を手にするのは

しかし、ロートルな珈琲豆自家焙煎店の親父は、現在68歳です。それにパパとママ2人だけで営んでいる零細生業店で、所有しているコーヒー豆焙煎機は、小型生産用コーヒー豆焙煎機1台だけです。

年齢(残された時間)と焙煎コーヒー豆の生産能力を考慮すれば、積極的にホールセール(焙煎コーヒー豆の業務卸)に挑戦する気持ちにはなれません。

甘い果実を手にするのは、おそらく、年老いた珈琲豆自家焙煎店の親父ではなくて、30代・40代の若き起業家たちだろうと考えています。

 

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