年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が営んでいるエカワ珈琲店は、ハンドドリップでコーヒーを淹れて飲んでいます。
時々、コーヒーを淹れた時の味を点検する目的で、ペーパーフィルターを使うコーヒーメーカーでコーヒーを淹れて飲むこともあります。
ハンドドリップかドリップ式のコーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れる消費者向けに自家焙煎コーヒー豆を小売り販売しているわけですから、ペーパーフィルター(紙フィルター)を使ってコーヒーを淹れるのは、ごく当たり前の日常となっています。
エカワ珈琲店のペーパーフィルター(紙フィルター)仕入れ先は、カリタ社です。
10何年か前くらいまでは、メリタやサンヨーのペーパーフィルターも仕入れていたのですが、その仕入れルートも無くなってしまっています。
小規模零細な自家焙煎コーヒー豆小売店が、カリタ社と直接取引しているのは、卸売り業者から仕入れる手段が無いからです。
店舗で買ってもらう分だけの仕入れですから、できれば、卸売り事業者から仕入れるのが合理的なのですが、その手段を持っていません。ですから、カリタ社から現金仕入れで売ってもらっています。
そんなこんなで、10数年間に渡ってカリタ社のペーパーフィルターだけを使い続けています。
カリタ社のペーパーフィルターに限りませんが、ペーパーフィルターには、漂白をしている白色のペーパーフィルターと漂白をしていないブラウン色のペーパーフィルターがあります。
エカワ珈琲店の場合、後者の漂白をしていないブラウン色のペーパーフィルターを仕入れています。
どちらが優れているということでも無いのですが、エカワ珈琲店の場合、ブラウン色のペーパーフィルターを好むお客さんが多かったので、自然に、ブラウン色のペーパーフィルターを仕入れるようになりました。(色々と仕入れても売り捌く能力が無いので)
エカワ珈琲店は、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店ですが、アマゾンマーケットプレイスに自家焙煎コーヒー豆を出品しています。
しかし、カリタのペーパーフィルターは出品していません。理由は、出品しても儲けられないからで、下手をすれば赤字になってしまうからです。
カリタのペーパーフィルター(紙フィルター)は、アマゾンで、下の商品リンクページで確認できる価格で販売されています。到底、エカワ珈琲店などは太刀打ちできません。