年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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焙煎コーヒー豆の保存、煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆は密閉容器に入れて冷暗所で・・

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焙煎コーヒー豆の保存には、専用のカンやビンを使用します。できれば、光を透過させる透明の容器は避けた方が良いと考えています。

でも、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が細々と営んでいるエカワ珈琲店は、販売用の自家焙煎コーヒー豆をタッパーウェアーで保存しています。

長い期間、カンやビンを焙煎コーヒー豆の保存に使用していると劣化臭が付着するので、時々、カンやビンを洗浄する必要があるとも考えています。

 

焙煎コーヒー豆の保存期間(賞味期間)ですが、例えば、焙煎コーヒー豆を粉砕して(粉や顆粒にして)保存する場合、焙煎後1週間~2週間くらいの焙煎コーヒー豆なら3日~1週間くらい、焙煎コーヒー豆のまま保存するなら焙煎後4~6週間くらいだとエカワ珈琲店は考えていますが、粉にして保存すると1か月くらい、豆の姿のまま保存するなら数か月という考え方もあるようです。(密封状態で常温保存して)

 

焙煎コーヒー豆の保存の鉄則は、密閉性の高い専用の缶・ビン・袋に入れて、冷暗所で常温保存です。ただし、臭気の無い場所で保存する必要があります。

冷凍庫や冷蔵庫などの冷たくて乾燥している場所で保存すれば、総合的な劣化スピードを遅くすることができるかもしれませんが、冷凍庫や冷蔵庫の他の食品のニオイを焙煎コーヒー豆が吸い込む可能性もあります。

 

他の食品のニオイを吸い込んだ焙煎コーヒー豆は、使い物にならなくなってしまいます。また、乾燥した冷凍庫に密閉して保管している焙煎コーヒー豆は、何かの原因で酸素に触れると酸化スピードが速くなります。

保存容器や保存袋の状態によっては、焙煎コーヒー豆の酸化スピードが速くなる可能性があるわけです。(それが、密閉性の高い保存容器での保管が必要な理由)

 

焙煎コーヒー豆の保存には、湿気が一番の大敵です。できるだけ、湿気の少ないところで保存するべきだと思うのですが、冷蔵庫の野菜室程度の適度な湿気が存在していなければ、酸化スピードが速くなってしまいます。

また、温度の高い場所や、直射日光の当る場所での保存も厳禁です。これらの場所に保存すると、焙煎コーヒー豆の劣化スピードを早くすることになります。

ちなみに、新しい(新鮮な)焙煎コーヒー豆を熟成させるには、冷凍庫保存よりも冷蔵庫保存、冷蔵庫保存よりも冷暗所での常温保存が適していると、エカワ珈琲店は考えています。

 

ということで、できれば、焙煎後2週間以内の焙煎コーヒー豆を購入して、密閉容器に入れて冷暗所で保存して、豆の状態で保存するなら1ヶ月くらいで、粉の状態で保存するなら1週間~10日間くらいで使い切るのが最善の焙煎コーヒー豆保存方法だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。