年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

自家焙煎コーヒー豆小売業務に従事して30年、年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲雑記プログ

エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆、アマゾンで好評販売中!!

ネコポス便でセット商品をポストまでお届け

ネコポス便でシングルオリジンをポストまで

 

商売人の錯覚

地方の町の中央卸売り市場ですが、昔の繁栄なんて遠い日の夢物語で、青息吐息の状態になっていて、国から補助金をいただけるけれども制約も多い中央卸売り市場から、補助金をもらえなくても制約が少なくて自由な商売が可能な地方市場に転換しようかなんていう話も流れている、食品流通の世界の今日この頃です。 

 

その食品流通の世界の小売業界で、地域住民への食品供給基地となっている地域の食品スーパーですが、地方の町においては、その経営状態はあまり芳しく無いみたいです。

ものすごい安売り競争の結果、ほとんど利益の出ない状態になってしまっていて、資金繰りに四苦八苦しているという話が聞こえてきたりします。

 

そういう話が聞こえて来ると、生産・卸売りの納入業者も疑心暗鬼になってしまって、気持ち良く商品を納入することができなくなったりして、食品流通の世界に乱気流が発生したりするわけです。

 

それというのも、大手スーパーやコンビニエンスストアーに対抗して、店舗規模の拡張合戦や食品の安売り合戦に参入した結果、売り上げと利益を減少させてしまって、店舗の維持費や人件費に悪い影響が出て来ているからだと思います。

地方の町の地域の食品スーパーですが、このまま安売り合戦を続けていれば、おそらく近い将来、行き詰ってしまうだろうと観察しています。

 

現在、このまま安売り合戦を続けて経営に行き詰まるか、価格以外の何かで地域に奉仕する食品スーパーに変身して生き延びるかの分水嶺にさしかかっているのだと考えたりしています。

安売りによる消耗戦を戦い抜いても、残存者利益を手にすることができるとは限りません。

安売り合戦真っ最中の食品スーパーを横目に見ながら、地方の町では、戸板商売的な個人経営の食品店舗が、少しですが目に付きはじめています。

 

価格を安くしなければモノが売れないというというのは、流通業に携わっている私たちの錯覚なのかもしれないと、近頃、我がエカワ珈琲店は考えるようになって来ています。

でも、価格が高すぎれば、絶対にモノは売れないわけですが・・・。