年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

自家焙煎コーヒー豆小売業務に従事して30年、年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲雑記プログ

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コーヒー生豆価格の下落が続いています

国際コーヒー機関(ICO)によると、2013年10月のコーヒー生豆価格は、2009年4月の最低価格と同じくらいの水準まで下落しています。

エルサルバドルで開催されたスペシャルティーコーヒー関係のトークショーでの話題は、昨年あたりから中米で発生している葉さび病のことではなくて、コーヒー生豆市場での価格の下落だったと伝えられています。

 

ニューヨークのコーヒー市場で取引されている価格では、コーヒー豆の生産コストを賄えない状態になっているとのことです。

コーヒー豆焙煎事業者は、コーヒービジネスを維持継続する必要があるわけですから、コーヒー豆の生産コスト以上の価格でコーヒー豆を購入することを望んでいるはずです。

しかし、ニューヨーク市場の価格決定メカニズムは、実際にコーヒー生豆を購入する焙煎事業者やコーヒー豆生産者の思惑とは関係のないところで決定されています。

 

伝えられるところによると、コロンビアでは、生産コスト割れの状態にあるコーヒー豆生産者に補助金を支給しています。

ルワンダの生産者団体の指導者は、「コーヒー豆にもっとお金を支払ってほしい」というメッセージを発信しています。

 

コーヒー豆が有り余っている現在の状態が長く続くと、ハイレベルのコーヒー豆生産効率や品質の高いコーヒー豆の生産技術を持っていない農民は、コーヒーで食べて行くのが難しくなるだろうと、第4世代のコーヒー生産者の指導的地位にある方が警鐘を鳴らしています。

 

エカワ珈琲店は、零細な焙煎事業者です。

コーヒー豆の価格が不安定になれば、経営に影響がでるのは避けられません。

スペシャリティーコーヒーだけをありがたがるのではなくて、コマーシャルタイプのコーヒー豆であっても、焙煎加工の仕方やエイジングの仕方によっては、素晴らしい焙煎コーヒー豆に出来上がるわけですから、もう少しだけ、コマーシャルタイプのコーヒー豆に目を向ける必要があるのかもしれません。

 

ある一定レベル以上の素材であれば、最終製品の良し悪しには、加工技術の良し悪しが相当に影響してくるはずですから。

 

【参考】

DAiLY COFFEE NEWS/green coffee prices lowest since 2009