小規模・零細商店であっても・・・

大量生産・大量消費のマス市場ですが、1990年代から2013年の現在にかけて、毎年・毎年、市場が縮小を続けているのだと思います。

小規模・零細商店の減少やシャッター商店街が、そのことを証明しているのだと思います。

売れ筋商品だけを取り扱っているのが、小規模・零細商店や商店街です。

郊外型のシヨッピングセンターはというと、売れ筋商品だけでなくて、時々しか売れない商品であっても豊富に品揃えしています。

 

小規模・零細商店や商店街は、売れ筋商品で経営を維持しています。

郊外型のショッピングセンターでは、売れ筋商品以外の商品も相当に売れているわけですから、売れ筋商品で経営を維持しているわけではありません。

 

たとえば、街中の中小規模の書店です。

街中の中小規模の書店は、ベストセラー本や売れ筋の雑誌を中心に品揃えしています。

大型書店は、ベストセラー本や売れ筋の雑誌以外にも種々雑多な本や雑誌を揃えています。

大型書店は、売れ筋の本や雑誌に依存するビジネスではなくて、ロングテールビジネスで儲けているのだと思います。

 

本や雑誌の価格が決められている日本では有り得無い話ですが、もし、大型書店がベストセラー本や売れ筋の雑誌を目玉商品に使って割引販売を実施したとしたら、街中の中小規模の書店には、お客さんが来なくなってしまいます。

 

書店の世界では有り得無い話であっても、食品などの日常品、家具や文具など、一般的な商品を取り扱っている商店の世界では、そのような現象が発生しているのだと思います。

売れ筋商品を目玉商品にして客寄せをする商売に、売れ筋商品だけで儲けようとしている商売が敗退したのが、小規模・零細商店の減少・衰退やシャッター商店街の原因の一つなのだと思っています。

 

考えてみれば、零細生業パパママ店のエカワ珈琲店ですが、偶然にも売れ筋商品を取り扱わない、あるいは、依存しない商売を営んでいるのだと思います。

だから、何とか商売を営み続けられているのだと思います。

 

書店の世界でも、インターネット書店やデジタルの本や雑誌の出現で、大型書店の収益構造が脅かされつつある時代ですから、零細生業パパ・ママ店であっても、もしかしたら面白い商売を営めるかもしれません。