コーヒーの果実の病気。
コーヒー炭そ病の病原菌は、Colletotrichum coffeanum var.virulans(コレトトリクム・コフェアヌム・バラエテイー・ビルランス)なのだと思います。
この写真はplant wise/Empowering farmers, powering research - delivering improved food security より引用させて頂いています。
コーヒー炭そ病は、コレトトリクム属の伝染力の強い菌種によって引き起こされると言われています。
菌類はコーヒーの樹皮に入り込み胞子を生産します。
そして、コーヒーノキに成る果実や根に被害をもたらします。
コーヒーの果実の病気であるコーヒー炭そ病は、1920年、ケニアで最初に発見されました。
コレトトリクム・コフェアヌム(Colletotrichum Coffeanum)という伝染力の強い菌によって引き起こされるコーヒーの果実の病気です。
コーヒーノキで発生するコレトトリクム属のうち、Coffeanum(コフェアヌム)だけがコーヒー炭そ病を引き起こすと言われています。
菌がコーヒーの樹皮に入り込んで、コーヒーチェリーを攻撃する胞子を生産します。
発育段階のどの段階においても感染するそうですが、開花してから4~14週の段階で感染する確率が最も高いと言われています。
コーヒーベリー病(コーヒー炭そ病)の予防には、カブタホールや銅殺菌剤の噴霧散布が有効だとする研究報告があります。
ケニアのハイブリッドコーヒーであるルイル11は、コーヒー炭そ病とコーヒー葉さび病の両方に抵抗力を持つ品種だと伝えられています。