年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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アメリカのコーヒーの波とアメリカのベストコーヒーショップ

「The Daily Meal」は、アメリカで注目されている食品ニュース専門のWEBサイトです。

その「The Daily Meal」が、「アメリカのベストコーヒーショツプ」という記事を掲載しています。

そして、「アメリカのベストコーヒーショツプ」の記事は、Fox Newsやコーヒー関係のブログなど、様々なメディアに転載されています。

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その記事「アメリカのベストコーヒーショツプ」によると・・・。

アメリカのコーヒー文化は、第2次世界大戦の終了後に最高潮に達していて、1946年、アメリカの人々のコーヒー消費量は、1人当たり約48ガロンに達していたとあります。

当時のコーヒー消費の殆どはブラックコーヒーで、現在のように数多くのコーヒーメニューは存在していなかったようです。

 

その後、1960年代、1970年代と、コーヒーの消費量は減少して行きます。

その一方で、1971年、シアトルのバイクプレイスマーケットでスターバックスが創業、1984年、スターバックスコーヒーの経営者となったハワードシュルツがシアトルのダウンタウンで喫茶店をオープンして、コーヒーの第2の波が始まりました。

 

スターバックスは、カフェラテという商品とともに、コーヒー第2の波によって作り出されたマスマーケットにて急成長して行きます。

1994年の店舗数は425店舗で、2004年の店舗数は8569店舗、そして、2012年7月1日現在の店舗数は17651店舗と発表されています。

カリブーやピーツなど、この第2の波で登場するコーヒーチェーン各社と比較すると、スターバックスの成長ぶりは群を抜いていました。

 

その後、手作りのピールや手作りのカクテルなどのマーケットと同様の種類のコーヒーマーケット、コーヒーの第3の波がやって来ます。 

最高の生産技術を駆使して生産したコーヒー豆を、最高の焙煎加工技術を駆使して、最高の抽出技術と最高の環境で、最高の一杯のコーヒーを提供するという最先端のコーヒー文化が始まろうとしています。

 

その最先端のコーヒー文化に取り組んでいるコーヒーショップを、「The Daily Meal」の記事はリストアップして紹介しています。

コーヒーブロガー、コーヒーショップのオーナー、コーヒーのバリスタ、それにコーヒーのエデイケーターが推薦したコーヒーショップ(0rチェーン)の中から、33のコーヒーショップ(orチェーン)をリストアップされています。

 

その中には、スタンプタウン、インテリジェンシア、ブルーボトル、カウンターカルチャーなど、よく知られている名前も入っています。

カウンターカルチャーの場合は、コーヒーの卸販売のみで、コーヒーショップを営んでいないわけですが、第3の波の一員であることは確かだということでリストアップされているようです。

 

リストアップされている店の中には、自家焙煎ではなくて、何社かの第4の波系のコーヒー屋さんからコーヒー豆を仕入れているマルチロースターモデルのコーヒーショップも含まれています。

1社のロースターのコーヒー豆だけではなくて、幾つかの自家焙煎店(マイクロロースター)からコーヒー豆を仕入れているマルチロースターモデルのコーヒーショップですが、アメリカでは増加しつつあるみたいです。

 

リストアップされているコーヒーショップのベスト10は、以下の通りです。

リストアップの基準は、最高品質のコーヒーと食事、雰囲気、顧客サービス、そしてユニークさとなっています。

 

10位 インテリジェンシア/Intelligentsia

 9位 ジョー・ザ・アート・オブ・コーヒー/Joe the Art of Coffee

 8位 リチュアルコーヒーロースターズ/Ritual Coffee Roasters

 7位 スタンプタウン/Stumptown

 6位 ラミルコーヒーブティック/Lamill Coffee Boutique

 5位 カフェ・グランピー/Café Grumpy

 4位 クーリエコーヒーロースターズ/ Courier Coffee Roasters

 3位 バリスタ/Barista, Portland

 2位 ギンミコーヒー/ Gimme! Coffee

 1位 ウルティモコーヒー/Ultimo Coffee

 

11位~33位は、

ilovecoffee.jp

 

【参考】

www.thedailymeal.com