珈琲飲食ビジネス
現在の珈琲市場です。ファーストウェーブコーヒー市場、セカンドウェーブコーヒー市場、サードウェーブコーヒー市場が存在していて、今後、一番成長が期待できる珈琲市場は、サードウェーブコーヒーの市場だと考えられます。 海の向こうの国アメリカからは、…
コーヒーにある程度の興味を持っている人なら、もしかしたら、マルチロースターショップ(Multi-Roaster-Shops)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。 一般的に、コーヒーにこだわる喫茶店はコーヒー豆自家焙煎を選択します。これは、日本でもアメリ…
最近のエカワ珈琲店(年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が2人だけで営んでいます)ですが、自家焙煎コーヒー豆の小売専門に徹していて、喫茶店・カフェとの取引では小売価格で購入して頂いています。そして、販売方法も、店舗販売と運送便利用の通信販売と、業務店も…
アメリカの珈琲市場ですが、ファーストウェーブ、セカンドウェーブ、サードウェーブという3つの珈琲市場が存在していて、この3つの珈琲市場の間で棲み分けが成されているようです。 ファーストウェーブ、セカンドウェーブ、サードウェーブという3つの珈琲…
昭和喫茶店ブームの頃、コーヒーは喫茶店でお金を出して飲むプレミアムドリンク(高級な飲み物)でした。それが、昭和喫茶店ブームの原動力だったと考えています。 喫茶店で食事メニューが提供されるようになって、コーヒーが食事メニューの「おまけ」で提供さ…
アメリカで発行されているコーヒー豆焙煎事業者向けの隔月刊雑誌「ローストマガジン」が主催する、『今年のロースター大賞」的なコンテストがあります。 この賞の対象となるコーヒー豆焙煎事業者を、年間コーヒー豆焙煎量45トンくらいを境目として、それ以…
世界的規模で事業展開している多国籍珈琲企業や多国籍飲食品企業が、スペシャリティーコーヒー市場の将来性に注目し始めているようです。 現在のスペシャリティーコーヒー市場は、ブランドが闊歩している市場です。 株式の過半数以上購入するという方法で、J…
昭和の日本、コーヒー消費の中心は街中の喫茶店でした。平成になると、家庭や職場でコーヒーを消費することが多くなります。そして、平成の20年代になると、コーヒー消費は、家庭や職場で飲むコーヒーから街で飲むコーヒー・街で買うコーヒーに、徐々にシ…
日本のインスタントコーヒー市場で断トツのシェアを誇っているのは、スイスに本拠を置く世界的な食品企業ネスレの日本法人ネスレ日本だと思います。 そのネスレ日本ですが、2010年代に入ってから、家庭用コーヒー市場、オフィスコーヒー市場、飲食店向け…
筆者ですが、平成元年の8月、自家焙煎したコーヒー豆の小売販売を開始しました。それから30年間に渡って、珈琲の世界で暮らしの糧を得てきたわです。 その30年の間で、珈琲の世界の有様が相当大幅に変化しています。特に、2010年代に入ってからの1…
全日本コーヒー協会の統計によると、日本の焙煎コーヒー豆消費量は、平成の30年間、ほぼ増加傾向を示していて、21世紀に入った年に40万トンを突破、2018年には47万トンと、過去最高の消費量を記録しています。 平成の初め頃の焙煎コーヒー豆消費…
アメリカではRTDコーヒーの需要が増えていて、これからも増え続けるだろうと予想されています。誰もが忙しくなっていて、RTDコーヒーに利便性を求めるはずだと考えられているわけです。 RTDコーヒーの本家は日本です。日本では街のあちらこちらで、RTDコーヒ…
今も昔も、台所から立ち上るコーヒーの香りを作りだしているのが、1980年代に家電商品として登場して来たドリップ式コーヒーメーカー(半自動式のドリップ式コーヒーメーカー)でした。
ロートルな昔ながらの珈琲豆焙煎屋の親父は、ブラックコーヒーが大好きです。 幼い頃(5歳の頃)から実家が喫茶店を営んでいて、40代を目前に脱サラして珈琲豆焙煎屋に衣替えしてからでも30年、沢山のコーヒー消費者が、コーヒーに砂糖やクリームを添加し…
コールドブリューコーヒーの需要ですが、2010年代の中頃から急速な増加傾向を示しているようです。 何故、コールドブリューコーヒーの需要が急増しているのか、「The New RULE of COFFEE」のRule21、Iced coffee and cold brew are sisters, not twins. …
脱サラして自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスに参入した30年近く前、世界的規模でコーヒービジネスに注目が集まる時代がやって来るとは想像も出来なかったわけです。 日本でも、アメリカやヨーロッパのように、家庭で焙煎したコーヒー豆を購入してコーヒーを…
オランダ出身のビジネスマンで起業家の Alfred Peet (アルフレッドピート)は、ダークロースト(相当な深煎りorフレンチロースト)の焙煎コーヒー豆が好きだったので、アメリカの西海岸(カルフォルニア州バークレー)でダークローストの焙煎コーヒー豆だけを売る…
コーヒーには、果物と同じくらいかそれ以上の抗酸化物質が含まれていると言われています。ですから、コーヒーは、果物と同じで、朝飲むのに適している飲み物だと思います。 目覚めのコーヒーですが、イタリアのエスプレッソコーヒーから日本のドリップコーヒ…
オフィスコーヒーサービス(略称はOCS)は、オフィス・事業所を対象に、コーヒー抽出マシンや自動販売機をレンタルして、焙煎したコーヒー豆やコーヒー飲料を販売するサービスです。 オフィスコーヒーサービスで販売する焙煎したコーヒー豆は、農林水産省の…
2018年5月17日放送の「カンブリア宮殿」という経済ドキュメンタリー番組(テレビ東京)で、高倉町珈琲店と創業者である横川 竟 (よこかわ きわむ)さんが取り上げられていました。
1960年代、エカワ珈琲店の喫茶店時代(純喫茶コロナ)の売上げの半分くらいは、店舗周辺オフィスへのコーヒーの出前でした。1990年代、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆の小売店に衣替えしたエカワ珈琲店は、オフィスコーヒー需要に支えられて業績を伸ば…
その昔、アイスコーヒーは、夏だけ販売される飲み物で、ホットコーヒーの需要が減少する夏場の代替飲料でした。現在のアイスコーヒー(冷たいコーヒー)は、ホットコーヒーとは別のカテゴリーの商品になっていて、夏・秋・冬・春と1年中飲まれています。 冷た…
エカワ珈琲店ですが、30年近くの間、ここ和歌山市で自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいます。ですから、「煎りたてで香りの良いコーヒー豆を売っている」ということで、ここ和歌山市では、知っている人は知っている自家焙煎コーヒー豆小売専門店です。…
缶やペットボトル入り飲料・紙パック入り飲料など、購入後すぐ飲める容器入り飲料のことをRTD(レディートゥドリンク)と表現していて、 お茶や清涼飲料等々、多種類のRTD(レディートゥドリンク)が、食品スーパーやコンビニエンスストアーの商品棚に並ん…
ほとんどの消費者は、価格の安いレギュラーコーヒーを主として購入しているのだと思います。しかし、時々、高い価格で煎りたてのスペシャリティーコーヒーを購入してみようと考える消費者も増えて来ているのだと思います。
2017年の日本のコーヒー市場規模は、消費者購入ベースで2兆9000億円に達した模様で、好況を謳歌しているようです。 ekawa.hatenadiary.jp 焙煎したコーヒー豆(orレギュラーコーヒー)、ドリップコーヒー、ペットボトルや紙パックで売られているコー…
10世紀頃、アラビア半島の片隅で飲用が始まったコーヒーは、その後、世界中に伝播して行って、21世紀の現在、世界で最も親しまれている嗜好飲料の地位を手に入れています。もちろん、日本でも、コーヒーはごく日常的に親しまれている嗜好飲料です。
大量生産・大量消費型のアメリカのコーヒー豆焙煎企業は、オートメーション化された大規模工場の稼働率を維持する必要から、スーパーマーケットの棚スペースの取り合いをしているのだと思います。
日本の消費者がレギュラーコーヒー(焙煎したコーヒー豆で淹れたコーヒー)を飲む方法ですが、時代時代によって違いが存在しています。 レギュラーコーヒーを飲むのに使うお金の支出方法が、時代時代によって変化しているわけです。
現在はレギュラーコーヒー全盛の時代で、インスタントコーヒーは時代遅れの飲み物だと思い込んでいたのですが、2009年~2016年にかけて、全世界のインスタントコーヒー消費は3.6%伸びているそうです。