珈琲コラム
1975年(昭和50年)、大学を何とか卒業することができた年老いた珈琲豆焙煎屋は、3ヶ月ほど、小さなマンションメーカー(ファッションの会社)に勤めただけで、その後は、就職するでもなく、パチンコ屋通いをしたりして、毎日、ただブラブラと過ごしてい…
梅棹忠夫さんですが、関西の民放テレビ局の草創期(1960年代)、コメンテーター的なキャラクターでテレビ番組に出演されていたような記憶を、ほんの微かですが持っています。 その経験を基にして著した論文が、1962年に発表、月刊総合誌中央公論に掲載…
菊盛英夫さん曰く、「カフェの歴史を振り返ってみるとき、われわれは、時の権力が弱まり衰退した時期にカフェが栄えているのに気付く・・・」。 1980年に出版された中公新書「文学カフェ」に書いてある文章ということですが、年老いた珈琲豆焙煎屋は読ん…
その昔、「喫茶店経営」という誌名の雑誌が、柴田書店という出版社から月刊で発行されていました。 20年前のエカワ珈琲店は、この柴田書店の信者みたいなものでした。 雑誌「喫茶店経営」を初めとして、柴田書店から発行されているコーヒー関係の書籍や雑…
自家焙煎のコーヒー豆小売商売を開始して、今年(2013年)の夏(8月)がくれば25年になります。(この商売を始めたのは、年老いた珈琲豆焙煎屋の母親ですが)この25年間、コーヒー豆の焙煎加工技術に磨きをかけて、できるだけ飲みやすいコーヒーを淹れる…