エカワ珈琲店(年老いた珈琲豆焙煎屋)のブログ

エカワ珈琲店の珈琲情報専門ブログ

自家焙煎コーヒー豆購入の新しいルール

家庭で飲むコーヒーの購入に当たって、最初に決めることは、焙煎したコーヒー豆をどのようにして買うか、あるいは、どこで買うかだと思います。 焙煎したコーヒー豆は、焙煎した日から1か月も経過すると、焙煎直後のコーヒー豆と比べると相当に劣化してしま…

珈琲物語【第1集】、2023年11月20日出版開始!!

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、2000年代の中頃から2023年までの現在まで、20年近くに渡って、自分で管理・運営しているブログサイトに、コーヒー豆焙煎に関する記事だけでなくて、コーヒーの抽出・淹れ方や焙煎コーヒー豆の挽き方(挽き具合)、焙…

焙煎コーヒー豆の煎り具合 浅煎りから深煎りまで、焙煎コーヒー豆の焙煎度について

焙煎の程度、煎り具合を焙煎度と呼んでいて、焙煎コーヒー豆の焙煎度は、カップコーヒーの香味を決定する重要な要因の1つになっています。 コーヒー豆焙煎工程においては、コーヒー豆の組織は、ほとんど秒単位で変化しています。 コーヒー生豆の種類や特徴…

平成版、コーヒーの基礎知識シリーズの案内ページ

『平成版、コーヒーの基礎知識』シリーズは、1990年代と2000年代に出版された珈琲関係書籍を参考書にして、年老いた珈琲豆焙煎屋が、コーヒーの基礎的な知識を取得しようと学習に精を出していた頃の学習ノートのようなものです。 ですから、2023…

コーヒー豆の焙煎とROR(上昇率、Rate of Rise)

コーヒー豆焙煎中に、コーヒー豆の温度がどのように変化しているかを記述する道具(ツール)には、ローストカーブ図と上昇率(RoR、Rate of Rise) の2つがあると思っています。 ローストカーブ図も上昇率(RoR、Rate of Rise) も、2010年代になって目立つよ…

コーヒー豆自家焙煎談義シリーズ、好評販売中!!

2023年10月17日に、『コーヒー豆自家焙煎談義【第3集】』をキンドルでセルフ出版しました。 『コーヒー豆自家焙煎談義シリーズ』、3冊目の電子書籍です。 コーヒー豆自家焙煎談義シリーズは、このブログ(年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ)の管理人が…

コーヒー豆自家焙煎店のキーワードはスモールとローカル、ビーベリーコーヒーから学ぶ

コーヒー豆は、コーヒーノキに成る果実の種(タネ)です。 コーヒー果実には、フラットビーンと呼ばれる平な豆(種)が2個、向かい合って収まっていますが、ビーベリーと呼ばれる丸い豆(種)が1個だけ収まっていることもあります。 コーヒー果実に収まっている…

大阪府南部(泉州地域)のコーヒー豆自家焙煎店

ホームページを公開している大阪府泉州地域のコーヒー豆自家焙煎店をピックアップしています。(あいうえお順に掲載しています) ひろしげ珈琲倶楽部 大阪府泉南郡岬町淡輪1478−1 http://hiroshige-coffee.com/ ふかい珈琲 大阪府堺市中区深井沢町340…

キンドルでセルフ出版しているコーヒー関係の電子書籍、好評販売中!!

コーヒー豆自家焙煎歴32年の年老いた珈琲豆焙煎屋が、これまでに蓄積して来たコーヒー豆自家焙煎に関する知識・技術・経験を電子書籍にして、キンドルのセルフ出版で小遣い稼ぎをしています。 2023年9月27日の時点で、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネ…

小ロットのコーヒー豆を1回・1回バッチ焙煎するスモールバッチ焙煎 | コーヒー豆自家焙煎店の特徴

焙煎コーヒー豆の大量生産は、熱風式や流動床式の中型・大型コーヒー豆焙煎機の専売特許です。 半熱風や直火式の小型ドラム式業務用コーヒー豆焙煎機で、焙煎コーヒー豆を大量生産するのは、年老いた珈琲豆焙煎屋のこれまでの経験から絶対に無理だと思ってい…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第11章)焙煎コーヒー豆の保存と粉砕

ひとたびコーヒー豆を焙煎すると、焙煎したコーヒー豆の新鮮な香りと味を保つために適切な保管が必要となります。 涼しくて乾燥していて、それにプラスしてできるだけ暗い場所にて、気密性の高い密閉容器に入れて保管するのが理想的です。 焙煎したコーヒー…

簡単なローストカーブ図ならエクセルで作れます

スペシャルティーコーヒー豆の焙煎には、一般的にバッチサイズ(コーヒー豆焙煎容量)1キロクラムから10キログラムくらいの小型業務用コーヒー豆焙煎機を使うのが基本になっていると思っています。 そのタイプのコーヒー豆焙煎機ですが、最新式のほとんどの…

街のコーヒー豆自家焙煎店は、どのような仕事をしているのだろうか

和歌山市雑賀屋町の店舗兼焙煎工房兼住居は、和歌山城の石垣から直線距離で100数十メートルの位置に立地しています。 その零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店は、自家焙煎コーヒー豆小売中心の商売をしていて、高齢の夫婦が二人だけで商売を切り…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第10章)スペシャルティーコーヒーとブレンドコーヒー

コーヒー生豆は農産物ですから、その品質は、生産地、生産者、天候、収穫時期などの自然条件に左右されます。 ですから、コーヒー生豆の品質が、常に一定ということは有り得ません。 ということで、一定の香味を維持するために、いろいろと性格の異なるコー…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第9章)コーヒー豆の焙煎と香り

コーヒーの品質で、最も重要なのが「香り」だと、筆者は思っています。 コーヒーの香りは、コーヒー生豆に含まれている成分を前駆物質(プレカーサー)として、焙煎による熱反応で生成すると考えられています。 酸、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステル…