年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

レギュラーコーヒーとクラフトコーヒー(自家焙煎コーヒー豆)、価格と利益率の上限値を考えてみました

去年の秋あたりから、食品スーパーで買い物をするたびに食品価格が値上がりしているのを実感しています。食品スーパーで売っているレギュラーコーヒー(焙煎したコーヒー豆)の価格も例外では無いようです。もちろん、流通範囲が限られているクラフトコーヒー(…

ロートルなコーヒー豆自家焙煎店は、クラフトコーヒーをその価値を認めてくれる消費者にだけ買ってもらっています

レギュラーコーヒー豆とは、マスマーケットのお客さん向けに販売されていて、スーパーマーケットやコンビニエンスストアーで気軽に購入できる焙煎したコーヒー豆だと、年老いた珈琲豆焙煎屋は勝手に理解しています。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が細々と二人だ…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第4章)コーヒー豆の生産国、認証、保蔵【後編】

『20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第4章)コーヒー豆の生産国、認証、保蔵【後編】』では、21世紀に入ってから注目されている、フェアトレード団体、環境保護団体の認証コーヒーや、コーヒー生豆のエイジングについて触れています。 【目次】 【2…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第4章)コーヒー豆の生産国、認証、保蔵【前編】

コーヒーノキの栽培は、気温、降水量、土壌をはじめ、色々な条件が揃っていることが必要だと言われています。 その必要条件を満たす地域が、赤道を中心に北緯25度、南緯25度の環状地帯(コーヒーベルト)に位置している国々のコーヒー農園なのだと思います…

コーヒーのグローバルパラドックス、コーヒー生豆はグローバル商品で自家焙煎コーヒー豆はローカル商品

焙煎コーヒー豆の原料であるコーヒー生豆は、南北回帰線の内側の熱帯地域に位置する国々で生産されて、世界中の国々(コーヒー消費地)に輸出されていて、石油に次ぐ貿易商品だと言われています。 乾燥処理されて輸出されるコーヒー生豆は、長期間の保存・保管…

冷こお物語、関西ではアイスコーヒーをレイコーと呼んでいた

昭和の時代、関西地方の喫茶店では、「冷たいコーヒー(アイスコーヒー)」を冷こお(レイコー)と呼んでいました。現在、アイスコーヒーといえば、淹れたてのコーヒーを氷で冷やすタイプがほとんどですが、昭和の時代の冷こお(レイコー)は、事前に作り置きして…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第2章)コーヒーの栽培と収穫【後編】

種子を播いてからコーヒーノキが成長して結実するまでに約4年、それ以降、収穫が始まって6年目~10年目くらいが収穫のピークで、15年~20年くらいは一定の収穫が可能だといわれています。 当然のことですが、その間、剪定、整枝、施肥、病害虫防除、…

【20世紀版】エカワ珈琲店の珈琲読本、第2章コーヒーの栽培と収穫【前遍】

種子を播いてからコーヒーノキが成長して結実するまでに約4年、それ以降、収穫が始まって6年目~10年目くらいが収穫のピークで、15年~20年くらいは一定の収穫が可能だといわれています。 当然のことですが、その間、剪定、整枝、施肥、病害虫防除、…

平成版、コーヒーの基礎知識、【第1章】コーヒーノキ

コーヒーは、南北回帰線の内側の70か国以上の国々で生産されています。 世界の国々の3分の1の国が、第1次産品であるコーヒー豆を生産しています。 コーヒーには、それだけの需要が存在しているということになります。 アルコール飲料を除く世界の三大嗜…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第3章)コーヒー生豆の精製と出荷【後編】

コーヒーノキの栽培条件や収穫時期、また、コーヒー豆がどのように精製処理されたかは、コーヒー豆の品質価値を大きく左右する要因だと言われています。 特に、コーヒー豆精製工程での品質管理は、消費者が飲む一杯のコーヒーの香味を大きく左右するとも言わ…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第3章)コーヒー生豆の精製と出荷【前遍】

コーヒーノキの栽培条件や収穫時期、また、コーヒー豆がどのように精製処理されたかは、コーヒー豆の品質価値を大きく左右する要因だと言われています。 特に、コーヒー豆精製工程での品質管理は、消費者が飲む一杯のコーヒーの香味を大きく左右するとも言わ…

焙煎コーヒー豆は豆のままで保存しておいて、コーヒーを淹れる直前に挽くのがベスト

焙煎して1週間(長くて10日くらい)以内の自家焙煎コーヒー豆を購入して、日の当たらない場所にて密閉容器で適正に保管しておいて、コーヒーを淹れる直前に自家焙煎コーヒー豆を適正に(コーヒーの淹れ方に合わせたサイズに)粉砕して、使用する水の比率に適…

コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味しいのか【ポプラ新書、川島良彰】

コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか (ポプラ新書) を読んだのは、もう数年前の事です。 2015年秋に発行された本で、年老いた珈琲豆焙煎屋は、2015年12月にアマゾンで印刷された新書版を購入して、2016年の正月に読んだ記憶が残…

ホールビーンコーヒー(Whole-Bean Coffee)、グラウンドコーヒー(Ground Coffee)

焙煎したコーヒー豆をホールビーンズコーヒー(Whole-Bean Coffee)、それを挽いた(粉砕した)コーヒー粉(あるいは顆粒)をグラウンドコーヒー(Ground Coffee)と呼ぶこともあります。 【参考】下のリンク先ページの記事は、コーヒーミルの2種類のタイプ(挽き方…

マルチロースターコーヒーのビジネスモデル、レストラン・カフェ・ホテルの新しい業務用焙煎コーヒー豆仕入れのカタチ

スペシャリティーヒコーヒーは、2010年代の10年間で大きく成長しています。 煎りたて新鮮なスペシャリティーコーヒーを売り物にするコーヒー豆自家焙煎店が、相当なスピードで増え続けています。 これは、日本だけの現象では無くて、世界的レベルで発…