コーヒー豆焙煎を生業とするなら、コーヒー豆焙煎を科学的に考察する必要があると思います。そのためには、コーヒー豆焙煎と関係のありそうな基礎的科学知識に馴染んでいる必要があります。 コーヒー豆を焙煎するのに、大学や専門学校で科学知識を学ぶ必要は…
たんぱく質・炭水化物・脂質という3大栄養素以外で、コーヒーに含まれている成分について幾つかのコーヒー成分を書き出してみました。 旦部幸博さんの「コーヒーの科学」と中林敏郎博士の「コーヒー焙煎の化学と技術」、友田五郎農学博士の「序説珈琲学」と…
新星出版発行、The Study of Coffee 、著者は堀口珈琲の創業者・堀口俊英さんです。 定価は2750円(税込)で、今年(2021年)の正月、アマゾンで購入して読みました。 キャッチフレーズは「最高の一杯を抽出するために・・・」ですから、コーヒーの抽出…
北米大陸のコーヒー消費金額の約半分は、スペャリティーコーヒーで消費されていると考えられています。(グルメコーヒーも含んだ数字だと思うのですが?) 日本の場合、スペシャリティーコーヒーのコーヒー消費金額に占める割合は、それほど多く無いようです。…
10年以上前、2000年代後半に発表された、2005年頃のアメリカ喫茶店業界に関する資料を参考にして、年老いた珈琲豆焙煎屋の想像力を駆使して、その頃のアメリカ喫茶店業界の雰囲気を仮想体験してみました。
我が家でも、何年も前からジップロック(ZIPLOC)を使っています。しかし、冷蔵庫や冷凍庫で焙煎コーヒー豆を保存する場合、ジップロックは無くてはならない代物だとは知らなかったわけです。 年老いた珈琲豆焙煎屋は知らなかったわけですが、焙煎コーヒー豆を…
去年、2020年10月、学研プラスから発行されている田口護さん監修の珈琲事典【新装版】をアマゾンを通じて購入しました。 事典ですから、最初のページから順番に読み進んで行く必要はありません。 読みたい事が書いてあるページ、知りたい事が書いてあ…
FLO認証、フェアトレード団体のアプロセム農協から出荷されるコーヒー豆を、和歌山市のエカワ珈琲店の基準で「中煎り」の煎り具合に焙煎しています。
コーヒー豆は熱帯地域の国々だけが生産できて、コーヒー豆の焙煎加工と販売は消費地でという単純なルールで成り立っているのがコーヒービジネスだと理解しています。 コーヒー豆(orコーヒー生豆)は長期間の保存が可能ですが、焙煎コーヒー豆は短期間しか保存…
1980年代になると、それまで街中の喫茶店のもう一つの収益源だったコーヒーの出前が減り始めます。 それに代わって、オフィスコーヒーサービスという新しい珈琲ビジネスが台頭して来ました。 喫茶店のコーヒー出前ビジネスがオフィスーコーヒーサービス…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、和歌山市という地方中核都市で約30年間、自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んで来ました。もちろん、今も現在進行中です。 昨年(2020年)の春頃までは、店舗内ショッピング(インストアショッピング)の形で商売をしていたので、…
69歳の珈琲親父には、サードウェーブコーヒーは似合わない。しかし、サードェーブコーヒーが登場したから、今でも珈琲豆焙煎屋商売を続けられています。
10年ほど前、サードウェーブコーヒー現象が、アメリカのコーヒー業界で注目を集めていた頃、ニューヨークタイムズマガジンWEB版に、東京を代表する4店の喫茶店を紹介する記事が掲載されていました。 2011年12月16日に投稿された『Tokyo Coffee 』…
日本のコーヒー産業ですが、アフターコロナ以前は、コーヒー豆(生豆)輸入量が増加していて、コーヒー消費金額も増えていたわけですから、活況を呈していたのだと思います。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が営むエカワ珈琲店は、その恩恵に欲していなかったわけで…
カリタのドリッパーは穴が3つ、メリタのドリッパーは穴が1つです。 穴が1つのドリッパーよりも穴が3つのドリッパーの方が、当然、抽出したコーヒー成分を含む液体がろ過されてサーバーに落ちてくるスピードが速くなるだろうと思い込んでいました。 お湯…